【なぜ干されたのか?】のんとして活動することになった能年玲奈の干された理由とは?

のんとして活動することになった能年玲奈さんは、かつて人気女優として多くの作品に出演していましたが、突然テレビから姿を消しました。

能年玲奈さんが干された理由は、前所属事務所との契約トラブルにあります。

事務所の方針と自分の希望が合わなかったこと、個人事務所を設立したこと、本名が使えなくなったことなどが原因で、テレビ局からも忖度されてしまいました。

この記事では、のんさんの干された経緯と、現在の活動について詳しく紹介します。

なぜ?能年玲奈が干された理由


引用画像:Yahooニュース

能年玲奈さんは、2011年に映画「告白」でデビューし、2013年にはNHKの朝ドラ「あまちゃん」でヒロインを務めるなど、人気女優として活躍していました。

しかし、2014年に前所属事務所のレプロエンタテインメントとの契約を解除し、自らの個人事務所を設立したことがきっかけで、テレビから姿を消しました。

能年玲奈さんが干された理由は、主に次の2つのことが考えられます。

  • 事務所の方針と自分の希望が合わなかったこと
  • 個人事務所を設立したこと

理由①事務所の方針と自分の希望が合わなかったこと


引用画像:東洋経済

能年玲奈さんは、レプロエンタテインメントに所属していた当時、事務所の方針に反発していました。

事務所は、能年玲奈さんに「あまちゃん」のイメージを売りにした仕事を多くさせようとしていたのに対し、能年玲奈さんは「あまちゃん」のイメージから脱却し、新しい役柄に挑戦したいと考えていました。

事務所と能年玲奈さんの希望が合わなかったことが、契約解除の一因となりました。

理由➁個人事務所を設立したこと


引用画像:スポニチ

能年玲奈さんは、レプロエンタテインメントとの契約を解除した後、自らの個人事務所「ノンフィクション」を設立しました。

しかし、この個人事務所の設立は、レプロエンタテインメントの了承を得ていなかったことが後に判明しました。

レプロエンタテインメントは、能年玲奈さんが契約期間中に他の事務所と交渉していたことを不正行為として訴え、裁判に発展しました。

この裁判は、2016年に和解が成立しましたが、能年玲奈さんは、レプロエンタテインメントに約1億円の損害賠償を支払うことになりました。

この裁判の影響で、能年玲奈さんは、テレビ局やスポンサーからの仕事のオファーが激減しました。

能年玲奈の芸名変更や改名に至ったのはなぜ?


引用画像:JCASTニュース

能年玲奈さんが「のん」に改名した理由は、前所属事務所のレプロエンタテインメントとの契約上の問題にあります

能年玲奈さんは、レプロとの方針や環境に不満を持ち、退所を希望しましたが、レプロは引き止めにかかりました。

その際に、能年玲奈さんは個人事務所を設立しましたが、これがレプロの逆鱗に触れてしまいました。

レプロは、能年玲奈という芸名を商標登録しており、能年玲奈さんが退所した後も、その名前を使うことを許可しませんでした。

そのため、能年玲奈さんは、本名であるにもかかわらず、改名せざるを得なくなったのです。

能年玲奈が個人事務所設立や独立に至った理由


引用画像:デイリー新潮

能年玲奈さんが所属事務所を辞めて、独立に至った理由について調べてみました。

能年玲奈の元事務所・レプロエンタテインメントの給与は月5万円!


引用画像:ザ・テレビジョン

能年玲奈さんの給料は5万円だったというのは、一部事実ですが、全体としては誤解を招く表現です。

能年玲奈さんは、レプロエンタテインメントに所属していた当時、寮として無料でまかない付きの高級マンションに住んでおり、生活費やレッスン代なども事務所が負担していました。

その上で、小遣いとして月に5万円もらっていたということです。

また、NHKの「あまちゃん」に出演した後は、給料は20万円に増額され、ボーナスも計200万円以上支払われたと事務所は主張しています。

したがって、能年玲奈さんが「あまちゃん」でブレイクしても給料が5万円だったというのは、正確ではないようですね。

仕事のオファーを断っていた


引用画像:デイリー新潮

能年玲奈さんは、レプロエンタテインメントから独立したいと申し出た理由の一つとして、事務所が本人の希望とは関係なく仕事のオファーを断っていたことを挙げています。

例えば、映画「進撃の巨人」のオファーがあったにもかかわらず、事務所が断ってしまったということです

事務所の社長からパワハラ


引用画像:ポストセブン

能年玲奈さんは、事務所の社長からパワハラ的な発言を受けていたということも報じられました。

週刊文春によると、社長は能年玲奈さんに「負け犬」と言ったり、下着を買うのも難しいほどの金銭状況に陥ったり。といったこともありました。

レプロエンタテインメントは、この報道を真実性がないとして訴え、週刊文春に440万円の賠償金の支払いを命じられました。

この結果は、最高裁が文春側の上告を受理しなかったことで確定しました。

文春側は、記事の一部は真実だったと主張しましたが、最高裁は暴言や過酷な待遇などの内容について真実性が認められないと判断しました。

この訴訟は、女優のんさんのパワハラをめぐる芸能界の闇を浮き彫りにしたもので、注目を集めました。

能年玲奈の宗教加入や洗脳疑惑とは?


引用画像:X

能年玲奈さんは、宗教に加入をしている、洗脳されているという噂が流れました。

その原因の一つとして、能年玲奈さんが心酔する演出家の女性A氏(52)との関係が指摘されました。

A氏は、自らを「生ゴミ先生」と呼び、能年玲奈さんに対して「あなたは私の娘」「私はあなたの母親」と言って洗脳しているという疑惑がありました。

A氏は、能年玲奈さんに自身が代表を務める新事務所を設立させ、現所属事務所のレプロエンタテインメントからの独立を画策していたとも言われています。

A氏はまた、能年玲奈さんを「宗教団体」に加入させていたという噂もありました。

その宗教団体とは、「神道系新興宗教」の「神道大教」というもので、A氏はその教祖の娘だったということです。

しかし、能年玲奈さんは、A氏との関係を否定しています。

能年玲奈は旧事務所と和解できたのか


引用画像:Wikipedia

能年玲奈さんは、旧事務所であるレプロエンタテインメントと和解したのかという質問に対して、はっきりとした答えはありません。

一部の報道では、2018年に和解の話し合いが行われたという情報がありますが、レプロ側はその後、「何ら解決には至っておりません」というコメントを発表しました。

また、能年玲奈さんの現在のマネジメントを担当しているF氏も、和解については否定的な見解を示しています。

したがって、能年玲奈さんとレプロとの間には、まだ法的な紛争が続いている可能性が高いと考えられます。

能年玲奈に対するレプロエンタテインメントの圧力


引用画像:DEVIEW

レプロからの圧力の具体的な内容は、テレビ局に対して、能年玲奈さんの出演や取材を禁止するように要求したことです。

能年玲奈さんのエージェントを務めるコンサルティング会社「スピーディ」の福田淳社長は、この3年で約30件、テレビ局からのんへ、ドラマや情報番組のオファーがあったが、こちらが企画に納得して、いざ出演契約を結ぶことになると、テレビ局から必ず「なかったことにしてください」と電話が入ると証言しています。

また、あるドラマでは衣装合わせまで済みながら、契約直前に「今回はなかったことに」と立ち消えになったという事例もあるといいます。

テレビ局がレプロに忖度する理由


引用画像:X

レプロは、芸能界の大手事務所である「バーニングプロダクション・グループ」の傘下にある事務所です。

バーニングプロダクションは、業界に強い影響力を持ち、「芸能界のドン」とも呼ばれる田辺エージェンシーの田邊昭知社長から信頼が厚いとされるレプロのH社長に対して、テレビ局は配慮せざるを得ないのです

テレビ局がレプロに忖度する理由の一つは、レプロが所属するバーニングプロダクション・グループが、多くの人気タレントや芸能人を抱えていることです。

テレビ局は、バーニングプロダクション・グループのタレントを起用することで、視聴率やスポンサーの確保につなげることができます。

しかし、その代償として、バーニングプロダクション・グループの意向に沿わなければならないという暗黙のルールがあります。

レプロは、バーニングプロダクション・グループの中でも、田邊社長の右腕として重要な役割を果たしているH社長が率いる事務所ですから、テレビ局はレプロに対しても忖度する必要があるのです。

レプロは能年玲奈さんに対して強硬な姿勢を崩しておらず、テレビ局にも圧力をかけていると言われています。

レプロからの圧力の具体的な内容は、テレビ局に対して、能年玲奈さんの出演や取材を禁止するように要求したことです。

テレビ局は、レプロに逆らうと、バーニングプロダクション・グループのタレントの起用が困難になったり、他の事務所との関係が悪化したりする恐れがあると考えて、レプロに忖度するのです。

現在の能年玲奈の活動状況


引用画像:中日スポーツ

能年玲奈さんは、2013年にNHKの朝ドラ「あまちゃん」で大ブレイクした女優ですが、その後、事務所とのトラブルで芸能界から干されるという憶測が流れました。

しかし、現在は「のん」と改名して、女優だけでなく、映画監督、モデル、歌手、芸術家、ユーチューバーなど、多彩な活動を展開しています。

「のん」さんは、2020年から映画にも復帰し、主演作品も多数あります。

2022年には、「さかなのこ」というさかなくんの半生を描いた自叙伝映画で、さかなくん役を演じて話題になりました。

この作品は、批評家や観客から高い評価を受け、2022年の邦画1位とも言われています。

「のん」さんは、女優としてだけでなく、創作アーティストとしても活躍しています。

自身が代表を務める株式会社nonと音楽レーベル「KAIWA (RE) CORD」を立ち上げ、自由に好きなことをやっています。

また、アップサイクル・ブランド「oui ou(ウィ・ユー)」を立ち上げ、廃棄されるものに新たな付加価値を付けて商品として販売しています。

「のん」さんは、自身のYOUTUBEチャンネル「のんやろが! ちゃんねる」でも、様々なコンテンツを発信しています。

料理や旅行、ファッションなど、のんさんの好きなことを詰め込んだ動画が多数あります。

また、ふくしま12市町村移住支援センターとコラボして、福島の現状と移住の魅力を伝える動画も公開しています。

能年玲奈さんから「のん」さんに改名したことで、芸能界から干されたと思われていた方も多いかもしれませんが、現在は、自分のやりたいことをやっているという印象です。

女優としても、創作アーティストとしても、多方面で才能を発揮しています。

 

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